


無料で見られるディズニーチャンネルってないのかなあ……



ディズニープラスって聞いたことあるけどどんなチャンネルなの……
ディズニーのアニメはさまざまなチャンネルで放送されていて、英語学習に活用する人も多くいます。ただ、チャンネルの特長などをしっかり把握してから契約しないと、「失敗した……」となりかねません。
私は子ども2人をバイリンガルで育てています。ディズニーのチャンネルはすべて子どもと視聴し、知り尽くしています。
ここではそんな私が、最近体験した、「ディズニープラス」というチャンネルの評価を詳しくお伝えします。
この記事を読めば、ディズニーチャンネルを活用した子どもの英語教育の進め方がすべてわかります。
ディズニープラスは初月無料の公式動画配信サービス
ディズニープラスは2019年にスタートしたディズニーの公式動画配信サービスです。登録すると、ディズニーの作品が見放題となります。すべて2か国語放送に対応しているため、英語で視聴することもできます。
契約した最初の月は利用料が無料です。
ディズニープラスはさまざまな媒体で視聴できる
動画配信サービスのディズニープラスは、名作や話題の新作までをスマホなどにダウンロードして、何回でも見ることができます。対応している端末は次のとおりです。
- スマホ
- iPad
- パソコン
- スマートテレビ
- セットトップボックス
Wi-Fiを介してスマホやパソコンの映像を高画質のテレビに映し出すChromecastによる視聴も可能です。ただし、プレイステーションなどのゲーム機器には対応していません。
無料となる最初の月以降は、月額770円の利用料金で、動画が見放題となります。
ナショジオなども見放題
ディズニープラスで見放題となるのは、ディズニーの作品だけではありません。次のチャンネルの作品も無制限で見られます。
- PIXAR(ピクサー)
- MARVEL(マーベル)
- STAR WARS(スター・ウォーズ)
- NATIONAL GEOGRAPHIC(ナショナル ジオグラフィック)
これらの番組の一部では、個別に課金されることもありますが、ほとんどの作品が追加料金なしで楽しめます。
登録すれば家族も視聴できる
ディズニープラスは、1人が登録すると家族全体でも楽しめます。1人の申し込みで、5台の端末まで登録できるからです。
5人家族なら、月額770円を支払うだけで、全員がそれぞれの端末で視聴できます。途中から登録の端末を変更することも可能です。
ディズニープラスは小学生の英語学習に最適
ディズニープラスを子どもの英語学習に利用している人は多くいます。実際に私もディズニープラスを子どもといっしょに無料で体験してみました。その結果、わかったのは、小学生に最適ということでした。特に、小学3年生以上にはふさわしといえます。
番組のレベルが小学生向き
小学生に最適だと感じたのは、番組の質とレベルからでした。ディズニーには、乳幼児から大人向けまで、さまざまなアニメがあります。ディズニープラスで扱っているのは、小学生以上が楽しめる作品ばかりです。代表的なものに、次のようなものがあります。
- アナと雪の女王
- アラジン
- ズートピア
- 美女と野獣
どれも名作で、小学生なら食い入るようなアニメばかりです。作品はどれも30分以上の長さがあり、ある程度集中力が持続する小学生以上が対象といえるでしょう。
音声や字幕の切り替えができる
ディズニープラスは基本的にすべての番組が2か国語で放送されています。簡単な操作で日本語と英語の切り替えができます。
切り替え方法は、番組が画面に映し出されたら、画面下の「設定」から言語を選択するだけです。同じ「設定」画面には、字幕の選択もあります。英語と日本語、どちらも字幕を選ぶことができます。
英語で視聴しながら、日本語の字幕を表示させることも可能です。日本語の字幕を見ることで、英語の意味を確認できます。英語の字幕を使えば、使われている英単語のスペリングが確認できます。英語学習者にとっては、とても役に立つ機能です。
幼児には別のディズニーチャンネルを
就学前の幼児には、ディズニープラスとは違う別のチャンネルがおすすめです。
幼児におすすめはディズニージュニア
幼児におすすめなのは、ディズニージュニアです。これは、ディズニーが英語を学ぶ世界の子どもたちを対象に発信しているチャンネルです。
ディズニージュニアが放送している番組は、どれも30分足らずです。ミッキーマウスが登場して数を数えたり、アルファベットを読み上げたり、言葉を獲得するまえの子どもには最適の内容です。実はアメリカでも、ディズニージュニアから言葉を覚えるネイティブの子どもが少なくありません。
日本で見るには、はCS放送の契約などが必要です。私の子どもも幼いころ、ディズニージュニアからたくさんの英語を吸収しました。小学生になった私の長女は、いまでも見ています。



ディズニージュニアの視聴方法や、おすすめの番組は以下の記事に詳しく書いてあるよ!
【ディズニージュニアを英語で見る】バイリンガルへの近道です!




長時間の視聴より毎日継続を
幼児にはどの程度の時間、どんな方法でディズニーの番組を見せればいいのか、疑問に思う人もいると思います。日本語がまだ不完全な幼児の場合、英語が毎日耳から入ってくる環境を作ってあげることがなにより大切です。私のバイリンガル子育ての経験上、30分弱の番組を1日1本か2本見せるだけで十分です。ポイントをまとめると、次のようになります。
- 英語が毎日耳から入ってくる環境をつくる
- ディズニーのチャンネルは1日30分~60分程度
幼児の記憶力は私たちの想像以上にすぐれています。私も子育てをしていて、「どこでそんな英語覚えたの?」と驚かされることがしばしばです。この時期は、1日30分の視聴でも十分です。定期的に英語に触れる習慣をつけるようにしましょう。
ディズニーのチャンネルでどこまで英語が上達するか
ディズニープラスにしてもディズニージュニアにしても、どこまで英語の習得につながるのかと、当初は私も半信半疑でした。
2人の子どもにディズニーのチャンネルを見せて子育てをした結果、ひとつはっきりと言えることがあります。子どもに英語を身につけさせるうえで、ディズニーチャンネルの視聴は、おそらくもっとも効果的な方法だということです。
英語へのハードルがなくなるのが最大のメリット
ディズニーのチャンネルが子どもに効果的なのは、英語に対するハードルがなくなることです。それどころか、幼いころからディズニージュニアなどを見せていると、自分から進んで英語でテレビを見ようとします。
番組のなかで使われている英語が徐々に聞き取れるようになり、どこかの段階で、その英語を自分でも使おうとします。
小学生になると学校で英語教育が始まり、英語に苦手意識を持ってしまう子もいます。ディズニーチャンネルを見ていれば、こうした苦手意識を持たずにすみます。
苦手意識を持ってしまったとしても、ディズニーのチャンネルを見せることで、子どもの気持ちを立て直すことができます。実際に私の娘がそうでした。小学生になって、英語が嫌だと言いだしたときがあったからです。



小学生になって英語が嫌いと言いだしてもパニクってはダメ!以下の記事を参考に対策を考えてみて!




まとめ
子どもに英語を身につけるさせるためには、幼いうちから英語に触れさせるのがもっとも効果的です。母語のように、とはなかなかいきませんが、ディズニーのチャンネルを活用すれば、子どもの口から自然と英語が出てくるレベルには簡単に到達できます。子どもに英語で苦労させたくないと思えば、ディズニーのチャンネルは必須です。
どのチャンネルを選ぶかは、子どもの年齢次第です。ぜひ子どもが小さいうちから、英語に触れさせてあげてください。