
ディズニージュニアを英語で子どもに見せるとバイリンガルになれるかなあ……

ディズニージュニアを英語で見るのにおすすめ番組はあるのかあ……
アメリカのアニメチャンネル、ディズニージュニアは子ども向けの英語教材として最適です。でも、おすすめの番組や視聴方法がわからないと、効果的に英語は学べません。
私は英語を独学し、アメリカでパイロットとなりました。子ども2人はバイリンガルで育てていますが、ディズニージュニアが果たした役割はとても大きいものがあります。
ここではそんな私が、ディズニージュニアを英語教育にフル活用する方法を解説します。
この記事を読めば、子どもの英語をバイリンガル並みに伸ばすことができます。
ディズニージュニアはアメリカで2012年にスタート
ディズニージュニアの歴史はまだ浅く、アメリカで放送が始まったのは2012年からです。
まずは、ディズニージュニアとはどんなチャンネルなのかを簡単に解説します。
ターゲットは世界の2歳から7歳の子と親
ディズニージュニアはアメリカのウォルト・ディズニーが運営しています。2歳から7歳の子どもとその親をターゲットに、良質なアニメを提供しようとスタートしました。
コンセプトは子どもの情操教育に役立つ内容です。アメリカでの放送開始直後から、あわせておよそ30か国でディズニージュニアは視聴されています。海外では子どもの情操教育とともに、ディズニージュニアは子どもの英語教材としても利用されています。
日本でもCSなどで放送
日本でディズニージュニアの放送が始まったのも同じく2012年です。アメリカで放送が始まったおよそ半年後です。
ディズニージュニアは日本では以下の方法で見ることができます。
- スカパー!
- ひかりTV
- J:COM
- eo光テレビ
スカパーやひかりTVはCSや光回線を使ったサービスです。J:COMはケーブルテレビ、eo光テレビは近畿2府4県と福井県でのサービスです。
これらのテレビと契約すると、ディズニージュニアは24時間いつでも見ることができます。
ディズニージュニアは世界で英語教育に活用
ディズニージュニアは世界各国で子どもの英語教育に活用されています。子育て中のフィリピンとシンガポールの親子も、自国でディズニージュニアを見ていると話していました。
英語が母国語のアメリカでも同じです。言葉を覚えるまえの子どもたちが通うdaycare center(保育施設)に私も娘を通わせていたことがありました。そこでは、昼休み後にディズニージュニアをみんなで見る時間をとっていました。
ネイティブの子どもが正しい英語を覚えていくのにも、ディズニージュニアは活用されています。

テレビの視聴が子どもの英語教育につながることは以下の記事で詳しく解説しているよ!

ディズニージュニアが英語教育にいい理由
ディズニージュニアが英語教育に活用されるには理由があります。
番組自体が良質
最大の理由は、良質な番組が多いことです。ひどい暴力シーンや、差別的な描写などはありません。むしろ友達を大切にする気持ちや、助け合いの気持ちをはぐくむ内容となっています。
番組の種類も豊富です。2、3歳児向けにアルファベットや数の数え方、色の言い方などを学べる番組から、小学生低学年向けのストーリー性の富んだものまであります。年齢に応じた番組を選ぶるのが魅力です。
番組の長さが子どもの視聴習慣にいい
もうひとつの良さは番組の長さです。特別番組でないかぎり、基本は24分です。
小さいころから“テレビっ子”にさせたくない親も多いと思います。でも、24分なら安心して見せられる長さです。
英語がわかりやすい
ディズニージュニアの英語はわかりやすく、ナマの英語が学べます。たとえば「元気な子ども」というとき、healthyやfineを使ってもいいのですが、意味合いは「健康上問題ない」というニュアンスになります。
子どもといっしょにディズニージュニアを見ていたら、bouncy kidsという表現を使っていました。
bouncyはもともと「弾力性のある」という意味です。そこから意味が転じて、「飛んだりはねたりするほど元気な」という意味になります。こうした表現も、ディズニージュニアを通して子どもの耳にスッと入っていきます。
ディズニージュニアは一部の番組ではイギリス英語を使っていますが、ほとんどがアメリカ英語です。どちらの英語にしても、使われているのはすべて、いわゆる英語の標準語でクセがありません。


英語の標準語とはどんな言葉なのか、以下の記事で詳しく解説しているよ!



ディズニージュニアを英語で見るのにおすすめの番組
ディズニージュニアにはおよそ50の番組があります。どれを子どもに見せればいいのか悩むかもしれません。
私の子ども2人はディズニージュニアで多くの英語を覚えました。小学生高学年の長女はいまもディズニージュニアを英語で楽しく見ています。
そこでここでは、私の子どもをとりこにした番組4つをご紹介します。
ミッキーマウス クラブハウス
ミッキーマウス クラブハウスは2歳前後の幼児向け番組です。性別は問いません。
ミッキーと仲間たちが、数や形、大きさといった初歩の算数を解いていきます。
双方向性の番組なので、テレビを見ながらいっしょに問題を解いて、答え合わせができます。英語を学びながら、数なども覚えられる番組です。
ドックのおもちゃびょういん
ドックのおもちゃびょういんは未就学児から小学生までが楽しめる番組です。性別は問いませんが、特に女の子には人気です。
主人公はドックという女の子です。おもちゃと話すことができ、おもちゃを治すお医者さんという役回りです。
人間に乱暴に扱われ、「もうダメだ……」と話すおもちゃにやさしく話しかけ、手術などを施します。番組を通して、物を大切にする気持ちが芽生えます。
きんきゅうしゅつどうたい OSO
きんきゅうしゅつどうたい OSO(オッソー)も未就学児から小学生まで、男女関係なく楽しめます。
主人公は、クマのぬいぐるみ、OSOです。OSOは別のぬいぐるみ2人とともに、緊急出動隊のメンバーです。
この緊急出動隊は、困っている子どもを助けることが仕事です。引っ込み思案で学校の教室に入れない子や、おつかいの帰り道に迷子になった子などを助けるため、緊急出動します。
番組を通して助け合いの気持ちも学べます。
しゅつどう!パジャマスク
しゅつどう!パジャマスクは私の子どもの大のお気に入りです。日本でも徐々に人気が高まっているアニメです。私の子どもは、就学前から小学生高学年になったいまでも見ています。
主人公は6歳の男の子2人と女の子1人のあわせて3人の子どもたち。ふだんはどこにでもいる小学生です。日が沈み、悪者が街を暗躍すると、3人は「パジャマスク」(PJ Mask)に変身して、街を悪者から守るというお話です。
ディズニージュニアは録画がおすすめ
ディズニージュニアを英語で子どもに見せるには、番組を録画しておくのがおすすめです。24時間放送のため、見せたい番組や、子どもが見たい番組が都合のいい時間帯に放送しているとは限らないからです。
録画しても、二か国語の音声は切り替えられるので、英語で見ることはできます。ただ、録画方法は、どういう方法でディズニージュニアを見るかによって変わってきます。
ここではひかりTVとスカパーの場合をご紹介します。
ひかりTVは外付けハードディスクが必要
ひかりTVの場合、新たに外付けハードディスクを購入する必要があります。家庭用のブルーレイデッキやDVDデッキには直接録画できません。
ハードディスクの金額はピンキリですが、6,000円から9,000円が相場です。
スカパーはそのまま家庭用デッキに
スカパーの場合、家庭用のデッキに直接録画することができます。互換性があるため、新たに外付けハードディスクを購入する必要はありません。
私自身、ひかりTVとスカパーと両方を使ったことがあります。料金の面からも、利便性の面からも、使い勝手が良かったのは圧倒的にスカパーでした。
これから放送の契約を考えている方がいれば、スカパーにしておけば間違いはありません。
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まとめ
ディズニージュニアをおすすめできるのは、英語教育に活用できるだけでなく、子どもの情操教育にも役に立つと思えるからです。英語と情操教育、まさに一石二鳥が狙えます。
視聴するにはCSや光回線を使った放送との契約が必要です。ひかりTVとスカパーのメリットやデメリットをもうすこし詳しく調べたうえで決めたいという方は、以下の徹底比較した記事も参考にしていただければと思います。
【徹底比較:スカパーとひかりTV】2つ契約してわかったこと


