【英語は何歳から習うのが理想か】バイリンガル育児の経験談!

子どもの英語

英語は何歳から習わせるのがいいのかなあ……

日本語が不十分なのに英語を習わせて大丈夫かしら…..

子どもが小さいうちから英語を習わせたいと考える親は多いものです。しかし、英語を何歳から始めればいいのかがわからないと、効果的な学習はできません。

私は2人の子どもを自宅でバイリンガルで育てています。いまでは2人ともバイリンガルになりました。

ここではそんな私が、英語は何歳から始めればいいのかを解説します。

この記事を読めば、年齢に応じて子どもにふさわしい英語学習を提供することができます。

スポンサーリンク

英語は何歳からがいいか錯綜する情報

英語を何歳から学べばいいかについては、さまざまな情報があります。早いほうがメリットあるという人もいれば、早すぎると日本語の習得に弊害が出るという人もいます。

私自身も一時、悩んだことがありました。そのときに調べたさまざまな諸説を、まずはご紹介します。

0歳からは早すぎるという意見

有力な説に、生まれたての0歳からは早すぎるというものがあります。これは日本国内の専門家や、SNS上などに多く見られる意見です。

言語を獲得していない段階から英語を習わせると、赤ちゃんは日本語と英語と混乱してしまうという指摘です。理想は、日本語をしっかり獲得し6~7歳からがいいという説です。

英語は7歳までにという説

7歳までに英語は学ぶべきという説もあります。アメリカの脳神経学者、ジョンソン博士とニュポート博士の説です。

2人は、移民としてアメリカに渡ってきた人を対象に調査を実施しました。アメリカにきたときの年齢と英語力の関係を調べたのです。その結果、7歳までに移民としてアメリカに渡った人のほうが、英語力が高いことがわかりました。

つまり、7歳を過ぎると、英語の吸収力が一気に落ちるという考えです。

12、3歳までが理想という説

いっぽう、12、3歳までに英語は学べばいいという説もあります。レネバーグという言語学者の説です。これは、「臨界期仮説」といって、言語の習得が難しくなる年齢が12、3歳だとしています。

12、3歳までに英語を学んでおけば、英語力の向上が期待できるという考え方です。

バイリンガル育児の経験から英語は何歳からでも

2人の子どもをバイリンガルで育てている経験からいえることは、英語は何歳から始めても特に問題はないということです。

0歳からバイリンガル育児を開始

私は2人の子どもが生まれた直後から、自宅でバイリンガル育児を始めました。SNS上などでは、0歳からの英語学習は弊害があるという声があるのも知っていました。ただ、そのとき思ったのは、じゃあ帰国子女はどうなるんだろう?ということでした。みんな日本語に問題を抱えているのだろうか?と。

そこで私は、とりあえず生まれた直後からバイリンガル育児を実践してみることにしました。英語の歌をたくさん聞かせ、英語でできるだけ話しかけるようにしたのです。

小学校に入るころにはバイリンガルに

その結果、いま小学高学年の長女は、小学1年生のころには、すでに完全にバイリンガルになりました。漢字やひらがなの読み書きなどに、特に問題はありませんでした。

このころ、長女は私には英語で話し、妻には日本語を使い、上手に言葉を使いわけていました。この時点で、少なくとも0歳から英語を学ぶことに問題はないと私自身、確信しました。長男はまだ就学前ですが、長女と同じように、いま英語と日本語の区別ができるようになってきました。

私が実践したバイリンガル育児の詳細は、以下の記事にまとめているよ!

子どものバイリンガル教育に親の英語力は関係ない!【経験談】

子どものバイリンガル教育に親の英語力は関係ない!【経験談】
子どもにバイリンガル教育をしたいという人は多いのではないでしょうか。この記事では、親の英語力に関係なく、自宅でできるバイリンガル教育の方法を解説しています。子どもをバイリンガルに育てたいという人必見です。

英語嫌いになりやり直した時期も

ただ、私のバイリンガル育児が順風満帆だったわけではありません。長女は小学校に入ってから、英語嫌いになった時期がありました。英語には見向きもしなくなり、しまいには「日本語がいい」とまで言い出しました。

いままでのバイリンガル育児が水の泡か……と思いました。親としてはなんとか英語に振り向いてほしいと思っていましたが、私が心がけたのは、問題をこじらせないことでした。しばらくそっとしておいたところ、英語へのアレルギーは徐々に消えていきました。

ただ、ここからまた完全なバイリンガルに戻れるのかどうか、自信はありませんでした。しかし、ここから英語を勉強し直し、いまでは元どおりのバイリンガルになっています。

小学生ぐらいになって英語が嫌いと言い始めたら、ぜひ以下の記事を参考にしてみて!

【小学生の英語嫌いはこれで解決!】2児の親が体験語ります!

【小学生の英語嫌いはこれで解決!】2児の親が体験語ります!
小学生の子どもが英語嫌いで困っているという方はいませんか?この記事では、親としての経験をもとに、英語嫌いを克服させるために親ができることについて解説しています。子どもには英語で苦労させたくないと思っている保護者の方必見です。

乳幼児期の英語は学習法や教材が成否をわける

子どもに英語を学ばせる場合、年齢に応じた学習方法があります。私もさまざまな学習法や教材を試しました。ここで間違えると、効果はありません。

私のバイリンガル育児の経験をもとに、確実に効果がある学習法や教材をご紹介します。

0歳は英語を耳から聞かせる

生後直後から英語を学ばせる場合は、とにかくたくさんの英語を聞かせてあげるといいでしょう。赤ちゃんは、耳から入ってきた言葉を徐々に覚えていきます。おすすめは次のような方法です。

  • 英語の歌を聞かせる
  • 英語で話しかける(親が英語ができれば)

英語の歌については、ネイティブの歌のほうが効果があります。正しい本場の発音だからです。英語の歌を聞かせていると、2歳や3歳になると、教えなくても子どものほうから口ずさむようになります。発音の上達や英語に触れさせるには、歌は最適です。

ちなみに、私が子どもによく聞かせていたのは、以下にご紹介するWee Sing CollectionというCDと本のセットです。歌詞が小冊子になっています。なので、親もスペリングを確認しながらいっしょに歌うことができます。

このWee Sing Collection はアメリカで販売されているCDです。収録されている曲は、ネイティブの子どもも、幼いころから聞いています。日本にいながらも、本場の歌を子どもに聞かせることができます。

就学前はアクティビティを通じて

就学前の5歳、6歳になってくると、絵本やゲームなどの要素を取り入れるといいでしょう。私もいろいろな教材を試しました。

いま2人目の長男に使っているのが、こちら楽天が提供しているオンラインの英語教材です。楽天IDで登録すると、アプリがダウンロードできます。パソコンやスマホで利用できる仕組みです。

コンテンツは、デジタル絵本英語でぬり絵やパズルリスニングゲームなど、いろいろなものがあります。月額1,980円で、さまざまな種類の教材が一括して利用できるのが、私が気に入っているところです。さまざな教材を別々に取りそろえるより、料金的にもお得だと感じています。毎回のログインは、楽天IDがそのまま使えます。

無料の体験もあるので、ぜひいちど試してみることをおすすめします。
ネイティブが選ぶこども向け英語学習教材【Rakuten ABCmouse】

ネイティブの英語に触れさせる

就学前の子どもの英語学習で、もうひとつ大切なのはネイティブとのコミュニケーションです。実際にインプットした英語を子どもがアウトプットできる機会があるといいでしょう。

海外旅行でもかまいません。旅先の買い物などでは、店員とのやりとりを子どもにまかせてみるのも有効です。

なかなか子どもに英語を使わせる機会がないという人は、オンライン英会話もひとつの方法です。オンライン英会話は、スクールによって授業料や授業の進め方が異なります。子どもにあったスクールを選ぶことが大切です。

子ども向けのオンライン英会話については以下の記事を参考にしてみて!

【子ども向けオンライン英会話】この3社なら間違いない!体験談

【子ども向けオンライン英会話】この3社なら間違いない!体験談
子どもにオンライン英会話を習わせようと思っている人は、どのスクールがいいか迷うのではないでしょうか。この記事では、おすすめの子ども向けオンライン英会話スクール3社をご紹介します。子どもに英語を習わせたいと思っている保護者必見です。

まとめ

子どもに英語を何歳から習わせればいいかと悩む必要はありません。2人の子どもをバイリンガルで育てている経験からいえるのは、いますぐにでも英語を習わせてあげるといいと思います。

英語は将来、必ず勉強しなければなりません。子どもが小さいうちから英語力を身につければ、将来、苦労しなくてすみます。親としてできることは、いますぐにでもしてあげましょう。

タイトルとURLをコピーしました