【サラリーマンのエンジニアは稼げる!】20代からの転職方法!

英語で転職

サラリーマンでいいからエンジニアに転職したいなあ……

サラリーマンのエンジニアってもうかるのかなあ……

サラリーマンでもいいので、エンジニアへの転職に憧れているという人は少なくありません。しかし、転職に向けた準備のしかたを間違えると、夢は実現できません。

私は英語を独学しアメリカでパイロットとなり、2019年からは教官として訓練生の指導にあたっています。新型コロナの影響などで、エンジニアに転向した訓練生を支援したこともありました。

ここではそんな私が、エンジニアへの転職方法について解説します。

この記事を読めば、サラリーマンのエンジニアとして新たなキャリアを築くことができます。

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そもそもエンジニアとは

「エンジニア」とひとくちに言っても、仕事の中身は多岐にわたります。コンピュータのプログラム開発から、サーバーの保守・管理まで、すべてエンジニアの仕事です。

まずは、そもそもエンジニアの仕事はどういったものかをご紹介します。

エンジニアには10種類ほどの職種がある

エンジニアと呼ばれる仕事は、10種類ほどあります。代表的な職種は以下のとおりです。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • Webエンジニア

システムエンジニアはコンピュータシステムの設計から開発までを担います。一般的には顧客からの要望を聞いて、それに沿ったシステムを提案します。

プログラマーは、システムエンジニアの提案や設計をもとに、実際のプログラミングを実行する仕事です。

サーバーエンジニアはサーバーの保守や管理をする仕事です。ネットワークエンジニアは社内ネットワークの設計や構築にあたります。

WebエンジニアはWebサイトの設計や構築を手がける役目です。

このようにエンジニアは、コンピュータやネットワークシステムの開発や管理、保守などを行う仕事全体を指します。

システムエンジニアやプログラマーが代表的

これらの仕事のなかでも、エンジニアの代表的な仕事といえば、「システムエンジニア」「プログラマー」です。エンジニアの求人の大部分をこの2つの職種が占めています。

この2つの仕事は密接に関係しています。「システムエンジニア」は顧客が求めているシステム全体を設計する役割です。「プログラマー」はその全体の設計を実現に移すためのプログラミングづくりをします。

このため「システムエンジニア」は、コンピュータの知識だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。顧客とプログラマーの間にたって、実現可能なシステムの提案なども行うためです。

サラリーマンのエンジニアは稼げる!

エンジニアの働き方は次の2つにわけられます。

  • サラリーマンのエンジニア
  • フリーランスのエンジニア

サラリーマンのエンジニアとは、どこかのIT企業に所属する“雇われエンジニア”です。これに対して、フリーランスはいわば自営業のようなものです。独立して自分で仕事を受注します。

サラリーマンのエンジニアは、いまならかなり稼げる部類の仕事です。特にAIなど、これから幅広い分野で応用されるスキルをもっていると、高年収が狙えます。

新卒や中途でも1,000万円以上提示の例も

高度な知識をもったエンジニアなど、いわゆるデジタル人材の育成は、いま日本が国をあげて取り組んでいます。

経済産業省が令和3年の2月に公表した「我が国におけるIT人材の動向」によると、AIやデータサイエンスなど、高いスキルをもつ「デジタル人材」に対しては、採用の時点で1,000万円を提示する例もあるとしています。

  • NEC・・・AI等に詳しい新卒者に年収1,000万円以上を提示
  • DeNA・・・新卒も中途も年収600万円~1,000万円を提示

(参考URL:経済産業省委託事業 令和3年『我が国におけるIT人材の動向』

エンジニアは人手不足

サラリーマンのエンジニアが稼げる最大の理由は、慢性的な人手不足にあります。デジタル社会の急速な進歩で需要は増えている一方で、エンジニアの数が追いついていないからです。

IT関連企業の間では、エンジニアの獲得をめぐって熾烈な“競争”があります。なので、低い待遇ではまったく人が集まりません。

こうした人手不足によって、エンジニアの待遇は全体として高い傾向が続いています。

時間管理ではないことが高待遇に

サラリーマンエンジニアの勤務は、時間管理ではないこともあります。「年俸制」「裁量労働制」を導入し、能力に応じて一定の給与が保証されています。このような場合、多くの企業で基本となる給与はやや高めに設定しています。

デメリットは、長時間労働につながってしまうことです。実際に、エンジニアは長時間労働の傾向があります。ただその分、繰り返しになりますが、一定の待遇は保証されています。

給与が安定して高水準

サラリーマンのエンジニアは、比較的高い水準で給与が安定しています。エンジニアの仕事は、繁忙期とそうでない時期があります。フリーランスだと、仕事の濃淡が手取りにダイレクトに影響します。

サラリーマンのエンジニアは、フリーランスと違って給与が青天井というわけではありません。でも、逆に仕事が忙しくないときも、きちんと一定の給与が保証されています。

結果として生涯賃金も、一部のフリーランスエンジニアより高くなることがあります。

サラリーマンエンジニアから独立という選択肢も

サラリーマンエンジニアとして一定の期間仕事をし、実力や人脈がついてくると、フリーランスとして独立する選択肢も出てきます。

独立するかどうかは、個人で仕事をどこまで受注できるかにかかっています。サラリーマンのエンジニアとして培った顧客の人脈がモノをいいます。

高い収入が期待できれば、エンジニアとして独立できるのも大きなメリットといえます。

20代ならエンジニアへの転職は難しくない

エンジニアへの転職は、高度な専門知識や経験がないとムリなのではないかと思っている人もいるでしょう。でも、そんなことはありません。

特に20代なら、予備知識や経験がなくてもエンジニアに転職できます。

予備知識がなくても入社後の研修で学べる

予備知識がなくてもサラリーマンのエンジニアになれる理由は、各企業では、未経験者向けの研修を充実させていることにあります。経験者の採用だけでは、必要なエンジニアの数を確保できないからです。

特に20代なら、企業としても研修にお金や時間をかけることはいといません。20代でWebやAIの知識があれば、鬼に金棒です。

エンジニアは転職が多い

30代からでも、サラリーマンエンジニアへの転職をあきらめる必要はありません。エンジニアは会社を移るなど人の動きが激しく、30代で転職する人も珍しくないからです。

ただ、30代ではある程度の予備知識や経験があるほうが内定につながりやすいといえます。年齢が上がれば、企業は即戦力となる人材を求める傾向が強まるためです。

エンジニアの人の経歴をみると、コンピュータとはまったく違う仕事をしていたという人もいます。サラリーマンのエンジニアを目指すのであれば、年齢や経歴などを気にせず、臆せず挑戦してみることをおすすめします。

英語力があると有利

英語力があると、エンジニアへの転職は有利になります。顧客とのコミュニケーション能力が必要となるシステムエンジニアの場合は、特にそうです。

Webには国境がありません。エンジニアが相手にする顧客には外国人も含まれます。また、システムの仕様書などは英語で書かれていることが一般的です。英語ができないと、仕様書を読むことができません。

エンジニアは理系の仕事とみられがちですが、意外と英語力は重要です。

英語力を含むエンジニアの転職に必要な3つの条件は以下の記事で詳しく解説しているよ!

ITエンジニアの転職に必要な3つの条件…意外と簡単です!

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サラリーマンのエンジニアに確実になる方法

“売り手市場”のエンジニア業界ですが、転職に向けた準備のしかたを間違えると、ライバルに負けて内定が獲得できません。

確実に内定を手にするために大切なことをお伝えします。

実務経験と英語力でアピール

サラリーマンのエンジニアは、未経験でもなれることはお伝えしました。ただ、次の2つがアピールできると、より高い確率でエンジニアになれます。

  • 実務経験
  • 英語力

エンジニアやプログラマーとして働いた経験があればベストです。そうでなくても、大学でプログラミングをかじったとか、趣味でコンピュータをいじっていたとかでもかまいません。コンピュータやWebと結びつく経験があれば、プラスに働きます。

英語力も大きな武器になります。留学経験なども評価されます。TOEICなどの英語検定試験で高得点をあげていれば、なおいいでしょう。TOEICだと600点以上獲得していれば、十分アピールできます。

TOEICで600点以上取る方法については、以下の記事で詳しく解説しているよ!

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プログラミングスクール参加ならほぼ間違いなく内定

プログラミングスクールで勉強すると、ほぼ間違いなく採用に結びつきます。スクールではAIなど、今後幅広い分野で応用されるスキルを学べるからです。こうした高いスキルをもった人材は、NECやDeNAなどの大手企業は年収1,000万円前後を提示することは冒頭でお伝えしました。

実際に私の元訓練生で、プログラミングスクールに参加して、航空業界からIT業界に転職した教え子もいます。彼はプログラミングスクールに参加するまでは、実務経験はゼロでした。

彼が参加したのはCodeCampGATEというオンラインのプログラミングスクールです。4か月のコースで、最初の2か月はエンジニアの基礎の学習。後半2か月は仮想環境の構築など実務的な内容を学びます。

講師はすべて現役のエンジニアです。4か月コースの受講料は50万円近くかかりますが、確実にエンジニアになれることを考えると、必ず元はとれる額です。
カスターマーサクセス転職プログラム【CodeCampGATEカスターマーサクセスコース】

供給過剰になるまえに行動を

サラリーマンエンジニアをめぐっては、いまは需要に対してエンジニアの供給が追いつかない“売り手市場”です。ただ、この状況がいつまでも続くとはかぎりません。

いまなら、転職したいと思っている人がプログラミングスクールで学べば、ほぼ間違いなくエンジニアとして仕事にありつけます。なので、いまの会社を辞めて、エンジニアを目指すなら、1日でも早い行動が成否をわけます。

早く行動を起こしたほうがいいもうひとつの理由は年齢です。特に転職では、年齢が1歳でも若いほうが有利となります。行動を起こすタイミングを逃さないことが重要です。

まとめ

エンジニアの育成については、いま国をあげて急ピッチに進めています。小学校ではプログラミングの授業もすでに導入されました。

いまエンジニアは、引っ張りだこの状態です。そのため比較的高い年収が保証されています。しかし数年後、この状況は変わっているかもしれません。

いまならプログラミングスクールに通えば、エンジニアになれて、元がとれます。追い風のうちに、転職に向けた行動を起こすことが大切です。

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