【外資系をやめたい人って実は多い!?】日系企業に転職する方法!

英語で転職

外資系企業に入ったものの仕事やめたいなあ……

外資系やめて日系企業に転職する人も結構いるのかなあ……

外資系企業をやめたいと思っている人は少なくありません。外資系をやめて次のキャリアパスを築くには、戦略的な転職を考える必要があります。やり方を間違えると“転落の人生”に陥ってしまいます。

私は英語を独学し、アメリカでパイロットとなりました。アメリカで知り合った外資系で働く人のなかには、仕事をやめたいと漏らす人もいました。苦労しながら次の転職先を見つけた人たちも間近で見ています。

ここではそんな私が、外資系をやめたい人が日系企業に転職する方法を解説します。

この記事を読めば、外資系をやめたいと思っている人が、次のキャリアに向けどんな準備をすればいいのか、すべてわかります。

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外資系から日系企業への転職希望者

私はカリフォルニアにいた期間が長かったため、シリコンバレーに本社を置く外資系企業で働く大勢の日本人と出会いました。

「外資系企業をやめたい」と漏らし、日系企業への転職を模索している人も少なくありませんでした。

“外資系をやめたい”という声

外資系企業をやめたいという人たちは、次のようなことを理由にあげていました。

  • 成果をあげないと給料が上がらない
  • 同期と待遇や昇格に大きな差がつくことも
  • 家族ができると海外赴任が負担
  • 英語の勉強を続けるのがしんどい

外資系企業は実力主義です。仕事で成果を出せば、それに見合う給与が得られます。逆に成果を出さないと、昇進できず給与も低いままです。

英語力も求められます。昇進するためには英語を勉強しなければなりません。外資系企業では、成果をあげようと精神的にかなり追い詰められることもあります。

外資系企業でいかに英語が重視されているかは以下の記事で詳しく解説しているよ!

【外資系企業への就職】英語力があると昇進や高待遇を狙える!

【外資系企業への就職】英語力があると昇進や高待遇を狙える!
外資系企業への就職に興味があるものの、必要な英語力がわからないという人もいるでしょう。この記事では、外資系企業で高待遇を狙うために必要な英語力や、勉強法について解説しています。外資系企業への就職を考えている人必見です。

外資系はコロナで雇用不安

外資系をやめたいという人のなかには、新型コロナウイルスの感染拡大による雇用不安をあげる人もいます。

コロナの影響を受けているのは日系企業も同じですが、外資系は業績悪化により日本から撤退してしまうおそれがあります。日本の支社を閉鎖してしまえば、そのまま解雇となる可能性が高いでしょう。

海外赴任中も例外ではありません。実際、カリフォルニアのベイエリア(サンフランシスコ周辺)に本社を構えていた米IT企業は、賃料が安い別の場所を求めて次々と撤退し、従業員の削減に踏み切っています。

外資系をやめたい人が日系企業に転職する際の壁

外資系をやめて日系企業に転職するのは、年齢に関わらず簡単ではありません。私が出会った外資系で働いていた知人も、当時30代前半でしたが、転職活動は苦労していました。

いろいろな人の話を聞くと、外資系企業をやめて日系企業へ行くのに、さまざまな壁があることがわかりました。

“終身雇用”が足かせに

外資系をやめたいと思って転職活動する人がまず突き当たる大きな壁は、日本の終身雇用制度です。日本の企業は、新卒で採用した人材を育てて、定年延長まで働いてもらうことを前提としています。このため人員が足りないか、もしくは即戦力となる人材が必要にならないと、経験者を採用しません。

いっぽう外資系は、いわば転職が当たり前です。会社間の移動が頻繁に行われています。外資系の感覚で転職活動を行うと、うまくいかないことがあります。

企業風土の違い

企業風土の違いも大きな要因です。

外資系の一般的な企業風土です。

  • 成果主義
  • 個人主義
  • 休暇の取得が積極的
  • 取引先との関係もコストにシビアでビジネスライク

これに対して日系企業の企業風土はほぼ正反対です。

  • 終身雇用
  • 福利厚生が充実
  • 組織の利益優先
  • 取引先とはパーソナルな関係も

このように企業風土が異なるため、日系企業のなかには、外資系で働く人の採用に慎重になることもあります。日系企業になじめるだろうかと心配になるためです。

転職するほうも、数年間、外資系に身を置くと、外資系企業の風土がデフォルトとなってしまいます。

採用されたとしても、“ミスマッチ”が起きる可能性があり、企業風土の違いは意識しておいたほうがいいと思います。

海外駐在者は転職活動がしにくい

もうひとつは物理的な壁です。外資系をやめたいと思ったときに、海外赴任中だった場合、転職活動自体が難しい場合があります。帰国しないと、面接に参加できないからです。最近はオンライン面接が増えていますが、一度も企業に足を運ばないというわけにはいきません。

本当は外資系をやめたいと考えているにも関わらず、海外赴任などで、ずるずると転職のタイミングを逃してしまうこともあります。

外資系から日系企業に転職する方法

外資系をやめたいと思った人が、どうすれば日系企業に転職できるかをご紹介します。これらの方法は、私の知人たちが実際に実践した方法です。いずれも日系企業への転職に成功し、いまは満足した生活を送っています。

無料でオンラインの転職相談

まずは無料のオンライン転職相談です。知人が利用していたのは、Beyond Borderという転職エージェントサービスです。

会社選びから面接対策まですべて無料。しかも、無料のカウンセリングもSkypeGoogleハングアウトなどのオンラインで受けられます。海外赴任中でも転職活動が始められます。

このBeyond Borderがおもしろいのは、海外経験がある人に特化したサービスという点です。英語ができる、あるいは外資系のような企業風土のなかで過ごしてきた、そんな人たちを対象とした専門のサービスです。

シリコンバレーで働いていた30代前半の私の知人は、この無料勘セリングをきっかけに、日本の電子部品メーカーに転職を果たしました。
海外経験ある人向けの転職サービス 無料の新規カウンセリング申込み

英語が得意なら副業をしながら転職活動

外資系をやめたいという人におすすめなのが、副業で転職活動費を稼ぐことです。アメリアという翻訳者のネットワークに参加すると、翻訳の仕事を受注することができます。外資系で働く英語の得意な人にとっては、好条件の仕事です。

参加・入会に資格はいりません。ただ、年会費が16,500円かかります。入会すると、仕事の受注のほか、会員同士の交流などもあります。
ご利用企業数600社以上 年間の求人件数1,500件以上 翻訳の仕事探しは「アメリア」

私の知人は、当初おこづかい程度の額を稼ごうと翻訳の副業をしていました。しかし、徐々にある程度まとまった報酬を得られるようになったため、外資系を退職し、翻訳の仕事に没頭し始めました。

アメリア以外にも、クラウドソーシングなどを利用して、翻訳や通訳の仕事を請け負うのもいいと思います。

翻訳を副業にする方法については以下の記事で詳しく解説しているよ!

【翻訳を副業に】収入得ながら転職も狙えるのでおすすめです!

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翻訳の仕事を副業でしたいという人はいますか?翻訳は副業やバイトで経験を積めば、転職や独立も夢ではありません。この記事では翻訳を副業としておすすめする理由を詳しく解説しています。翻訳の仕事に興味があるという人必見です。

英語力を生かしてまずは仕事を得る

もうひとつおすすめなのは、まずは“つなぎ”として英語を生かした仕事に就くことです。英語ができるなら、仕事を得やすいのは英語講師です。

巷には英会話学校や、最近ではオンライン英会話も増えています。これらスクールは講師の入れ替わりが激しく、外資系で働いている人なら狙い目です。

英語講師として働く方法については以下の記事で詳しく解説しているよ!

【英語講師に転職の方法】あなたもこの資格があれば採用される!

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英語講師として転職したいと思っている人は多いのではないでしょうか?この記事では英語講師になるために必要な資格などを解説しています。語学力を生かして英語の先生になりたいと思っている人必読です。

まとめ

外資系をやめたいと思っている人は、踏ん切りをつけるのはかなり難しいところです。英語という語学力が生かせるうえ、高倍率をくぐりぬけて外資系の仕事に就いたからです。

悩んでいるなら、ご紹介した副業などを通して外の世界を見てみるのもアリだと思います。転職にかなり傾いているなら、Beyond Borderで無料のカウンセリングを受けるのもひとつの方法です。無料なので、試してみる価値はあるでしょう。

転職するなら年齢は少しでも若いほうがいいので、悩み続けて時間だけが過ぎ去っていくというのは避けたいところです。積極的に行動してみてください。

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