【英語のメッセージカードの書き方】気持ちが伝わる表現集!

英語Q&A

英語のメッセージカードってどんな書式なんだろう……

メッセージカードにはおしゃれな英語を使いたいなあ……

英語圏ではメッセージカードの交換をよくします。ただ、どんな表現をすればいいのかがわからないと、気持ちを伝えることができません。

私は英語を独学し、アメリカでパイロットとなりました。メッセージカードを送り合うアメリカの習慣は、熟知しています。

ここではそんな私が、英語でのメッセージカードの書き方をご紹介します。

この記事を読めば、心のこもったメッセージカードを送ることができます。

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【英語のメッセージカード】誕生日を祝う書き方

欧米では、誕生日はとても重要です。家族や親しい知人の誕生日を覚えておいて、祝福のメッセージカードを送ります。

日本からもバースデーカードを送るときっと喜ばれるでしょう。その際の便利な表現をご紹介します。

オーソドックスなバースデーメッセージ

まずはごく一般的なバースデーメッセージです。どんな相手にも使えます。

  • Happy Birthday !
  • Many happy returns of the day !
  • Have a wonderful happy birthday !
  • May all of your birthday wishes come true !
  • I hope your birthday will bring you lots of love and laughter !

ユーモアたっぷりのバースデーメッセージ

“アメリカンジョーク”の入ったメッセージもあります。きっと笑いを取れるのではないでしょうか。

  • Happy Birthday ! You’re one step closer to diapers being mandatory.
    (おめでとう!オムツを履くときまで一歩近づきましたね)
  • Happy Birthday ! You’re one step closer to the age when the government sends you money every month.(おめでとう!国から毎月お金をもらう年齢に一歩近づきましたね)
  • Happy Birthday ! Here’s the secret of staying young……lie about your age.
    (おめでとう!いつまでも若さを保つ秘訣を教えます……年齢を偽ることです)
  • Happy Birthday! You don’t look old. But you don’t look young either.
    (おめでとう!老けては見えませんよ。若くも見えないけど)

【英語のメッセージカード】クリスマス時期

クリスマスといえば、1年の一大イベントです。クリスマスカードは日本でいえば年賀状のようなものです。

アメリカでは、クリスマスカードを夏から準備する人もいます。受け取った人は、カードを家に飾るのが一般的です。冷蔵庫の扉にマグネットで貼ったり、キッチンカウンターに飾ったりします。

クリスマスメッセージの注意点

クリスマスのメッセージを書くときに、ひとつだけ頭に入れておくことがあります。それは、欧米では宗教的な意味合いがあることです。

クリスマスは、キリスト教のイエス・キリストの降誕祭です。なので、キリスト教徒のなかには、神聖で宗教的な日ととらえている人もいます。

いっぽうで、ほかの宗教を信じている人のなかには、Christmasという言葉に抵抗を感じる人もいます。

大部分の人にとってクリスマスは、日本と同じように社会的な行事になっていますが、一部の人にとっては宗教的な行事です。相手がどんな宗教をどれほど深く信仰しているかわからないときには、Christmasという言葉を避けたほうがいいこともあります。

アジア人の私は、周りからMerry Christmas !と言われることは少なかったように感じます。アジア人は別の宗教を信仰していると思われ、気をつかわれていたのかもしれません。

クリスマス時期のメッセージ

では、以下に代表的なクリスマスのメッセージをご紹介します。Christmasという単語を使っていないメッセージは、宗派に関係なく誰にでも使える汎用性あるあいさつです。

  • Wishing you a lovely Christmas and a Happy New Year !
  • Cheers to warm holiday memories !
  • I hope your holiday celebrations are full of love.
  • Merry Christmas and best wishes for the New Year !
  • Best wishes for the Holidays, and for health and happiness throughout the coming year !
  • Warmest thoughts and best wishes for a Merry Christmas and a Happy New Year !

カードはクリスマス前に届くように

クリスマスカードを送る時期ですが、クリスマス前に相手の元に届くようにしましょう。欧米ではクリスマスに家族や親族が一同に会します。そのときにクリスマスカードが家に飾られるようにするためです。

クリスマスカードは早いものでは12月上旬から届き始めます。11月第4木曜日のThanksgivingあたりから、社会全体がクリスマスモードになります。12月上旬の到着でも決して早すぎません。

クリスマスカードが届いたときの返信方法

クリスマスカードを送っていない相手から届いた場合、こちらからもカードを送るといいでしょう。

もしクリスマスまでに間に合いそうなら、これまで解説した内容を参考にして、カードを送ってください。その際に、Thank you for the Christmas card.などと添えるいいでしょう。

もしカードがクリスマスまでに届かなさそうな場合は、新年のあいさつを中心にメッセージを書きます。そして、次のような一文を加えると、相手への心遣いを示せます。

  • Sorry for my belated Christmas wishes.
    (少し遅れたクリスマスのあいさつですみません)
  • Here are my belated Christmas wishes.
    (少し遅れたクリスマスのごあいさつです)

結婚を祝うメッセージカード

続いて、結婚を祝うメッセージもご紹介します。かつて欧米では、結婚を祝福する際にCongratulations(おめでとう)と言うのは失礼だと考えられていたようです。特に女性に対しては、まるで“男をゲットした”ことに対して祝福しているようだと、嫌悪感を示す人もいたそうです。

しかし、いまはまったくそんなことはありません。以下のようなメッセージが一般的です。

  • Congratulations on your wedding !
  • Wishing you lots of love and happiness !
  • Lots of love today and beyond !
  • Hugs and kisses !
  • Wishing you a long and happy marriage !
  • Best wishes for a fun-filled future together !

記念日にはメッセージカードを交わす

欧米では記念日にメッセージカードを頻繁に交わします。たとえば次のようなときです。

  • 母の日
  • 父の日
  • 結婚記念日
  • 退職の日

退職については、Happy Retirement.(退職おめでとう)という言葉があるほどです。退職は喜ばしく、happyなことという位置づけです。

英語ではメッセージカードをオンラインで送ることも

メッセージカードを、最近はメールやSNSで送ることも増えています。メールに添付できるオンラインメッセージカードが普及しています。こうしたオンラインのカードを使わず、メールの文面だけですませる人もいます。

メールの文面にも心づかいを

メッセージカードをメールに添付するにしても、メールの本文も心づかいが感じられる文面にしましょう。カードだけ添付して送信というのでは、ややぶっきらぼうな印象です。

メール自体は長くする必要はありません。気持ちを伝えることがなによりも大切です。

英語のメールの書き方は以下の記事で詳しく解説しているよ!

英語のメールの書き方は?書き出しや挨拶から結びまで例文もご紹介!

【英語のメール】書き出しから結びまで!コピペOKの例文あり
英語のメールをどう書けばいいかわからない人は多いのではないでしょうか。この記事では、英語のメールの書き出しから結びまでを例文つきで紹介しています。英語のメールが書けなくて困っているという人必見です。

まとめ

メッセージカードの交換は、英語圏の文化のひとつです。お世話になった人に対する日ごろの気持ちを伝える絶好の機会でもあります。

海外に知り合いがいれば、ぜひすてきなカードを送ってみてください。交友関係がより深まると思います。

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