
スカパーって英語学習に役立つのかなあ……

英語学習にはスカパーのどのチャンネルがおすすめなんだろう……
自宅にいながら生きた英語に触れるには、スカパーは最強です。料金の安さ、利便性の高さ、番組の質、どれをとってもかなり優れています。スカパーがどれほど英語学習に役立つかを知らないと、絶好の学習機会を失うことになります。
私は英語を独学してアメリカでパイロットとなりました。アメリカに渡るまえ、そしていまも、スカパーは欠かせない存在です。スカパーがなければ、私もここまでアメリカで活躍できていませんでした。
ここではそんな私が、なぜスカパーがそこまで英語学習におすすめなのか詳しく解説します。
この記事を参考に実践すれば、間違いなく英語力は向上します。
スカパーが英語学習におすすめの理由
スカパーが英語学習におすすめの理由は次のとおりです。
- 料金がお得
- 子どもから大人向けまで豊富なチャンネル数
- スカパーは簡単に録画できる
それぞれ詳しく解説します。
料金体系がわかりやすくお得
スカパーは、契約するチャンネルの数によって料金が変わります。好きなチャンネルに絞って契約すると、料金をかなり抑えることができます。代表的な料金プランです。
- 基本プラン(50チャンネル)・・¥3,600
- セレクト10(10チャンネル)・・¥2,600
- セレクト5(5チャンネル)・・¥1,800
CS放送のチャンネルは地上派と違い、ドラマやニュース、ドキュメンタリーなど、分野ごとにわかれています。私の経験上、10チャンネル以上契約しても、元がとれるほどは見られません。好きなチャンネルだけを契約することで、コストはかなり節約できます。
スカパーを見るにはアンテナが必要ですが、1年以上契約するなどの条件を満たせば、アンテナと取り付け工事で¥10,180のキャンペーンが利用できます。
スカパーはチャンネル数が豊富
スカパーの魅力はチャンネル数の豊富さです。CS放送では、スカパーがもっとも多いチャンネルを提供しています。その数は、およそ80チャンネルに上ります。
海外の番組はそのほとんどが二か国語放送です。好きなチャンネルを契約することで、楽しみながら英語が耳に入ってくる環境をつくることができます。
人気の番組とチャンネルを一部ご紹介します。
- 【映画】
“バットマン フォーエヴァー”(WOWOWプラス 映画・ドラマ・スポーツ・音楽)
“ある少年の告白”(スターチャンネル1) - 【ドラマ】
“LAW AND ORDER:性犯罪特捜班”(FOX)
“シャーロック・ホームズ”(AXNミステリー)
“NCIS:ニューオーリンズ6”(スーパー!ドラマTV) - 【アニメ】
“小さなプリンセスソフィア”(ディズニージュニア)
“トムとジェリー”(カートゥーンネットワーク) - 【ニュース】
CNN
BBC
スカパーは、子どもが英語で楽しめる番組が多いのも特徴です。就学前からテレビを英語で見せると、英語を驚くほど吸収します。一種のバイリンガル教育です。
“スカパー”は“ひかりTV”よりおすすめ
スカパーと同じようにCS放送を提供しているのがひかりTVです。違いは放送の受信方法にあります。
- スカパー・・アンテナで受信
- ひかりTV・・光回線で受信
CS放送を見るには、スカパーはアンテナが必要で、ひかりTVは光回線とテレビをつなぐチューナーが必要です。
スカパーのアンテナは購入しなければなりません。初期投資がかかります。いっぽう、ひかりTVのチューナーは購入もできますが、レンタルが可能です。それぞれのコストをみてみます。
- スカパー・・アンテナと設置料込みで¥10,180
- ひかりTV・・レンタル料金¥550~¥770/月
(購入の場合、¥30,351~¥37,800)
これをもとに単純計算すると、ひかりTVのチューナーをレンタルした場合、1年半以上視聴するのであれば、スカパーのほうが安上がりになります。
コスト以外のメリットとデメリットは録画のしやすさです。私自身、両方契約したことがあり、録画のしやすさではスカパーのほうに圧倒的に軍配が上がります。
スカパーは家庭用のデッキにそのままつないで録画できますが、ひかりTVは外付けハードディスクを新たに購入しなければならないからです。

スカパーとひかりTVの比較は以下の記事で詳しく解説しているよ!

子どもにおすすめチャンネルはディズニージュニア
スカパーで、子どもにおすすめのチャンネルは「ディズニージュニア」です。
子どもの大好きなキャラクターが登場するアニメが24時間放送されています。スカパーなら簡単に録画できるので、放送時間にテレビの前にいる必要はありません。
子どもにテレビを見せるなら、英語が身につくディズニージュニアが断然いいと思います。
3、4歳の子には“ミッキーマウス クラブハウス”がおすすめ
3、4歳ぐらいで初めて英語の番組を見せるという方がいれば、“ミッキーマウス クラブハウス”から入るのがいいでしょう。
これはアメリカで制作されたネイティブの未就学児向けの番組です。日本の3、4歳の子が見れば、ネイティブの子と同じ環境に子どもの身を置くことができます。
番組ではミッキーとその仲間たちが登場し、いっしょに数を数えたり、歌や色を学んだりします。3、4歳からディズニージュニアを見ていると、大きくなってからも英語のリスニングや発音は、かなりネイティブに近いものとなります。実際に私の娘がそうです。


ディズニージュニアがどれほど子どもの英語教育に役立つかは以下の記事で詳しく解説しているよ!
【ディズニージュニアを英語で見る】バイリンガルへの近道です!



スカパーの番組は小学生も楽しめる
ディズニージュニアは小学生でも楽しめます。小学生になった私の娘も、次の番組はいまでも楽しみに英語で見ています。
- しゅつどう!パジャマスク
- ドックはおもちゃドクター
- すすめ!オクトノーツ
私の娘は小学生になると「アニマルプラネット」という番組もお気に入りになりました。野生動物の姿をドキュメンタリータッチで描いた番組や、犬のしつけ方などを扱った番組などが放送されています。動物好きの子どもには最適です。
スカパーで英会話や時事英語が学べる
スカパーなら、一般の英会話から時事英語まで学べます。好きな洋画や海外ドラマがある方は、それらを英語で視聴するといいと思います。スポーツが好きな方は、スポーツ実況を英語で聞くといいでしょう。「好きこそものの上手なれ」です。
ここで私がおすすめしたいのは、ニュースやドキュメンタリー番組です。難しくてとっつきにくいと感じる方もいるかもしれません。
実は私自身、数年前まではそうでした。政治・経済の難しい話題なんてわからないと思っていましたが、ある時からニュースからどんどん英語が吸収できるようになりました。
CNNやBBCから英語を学ぶ
CNNやBBCといったニュースが英会話におすすめの理由は4つあります。
- 番組を最初から見なくていい
- 英語の発音がきれい
- スラングが少ない
- 話題によっては予備知識がある
映画やドラマは途中からだと話の流れについていけないことがあります。ニュースは次々と話題が変わっていくため、番組の途中からでも問題ありません。
ニュースは日本でいうアナウンサーが滑舌良く発音します。字幕も含めて、内容をわかりやすく伝えようとしてくれるので、英語学習者としてはメリットがあります。映画のようにスラングが連発するということもありません。
話題によっては予備知識があり、理解の助けになります。CNNやBBCが日本の話題を取り上げることもあります。
CNNやBBCが英会話の向上につながるもうひとつの理由は、欧米のニュースは対談が多いことです。2画面や3画面で、スタジオのアンカーとゲストが熱い議論を交わします。これこそまさに生きた英語です。フィクションの映画やドラマではありません。
相手に同意したり反論したりする表現、自分の意見を言ったり恐縮したりするときの表現、すべてニュースから学べます。


CNNから英語を学ぶ具体的な方法は以下の記事で詳しく解説しているよ!
【CNNで英語学習】効果大!経験者が挫折しない勉強法教えます



ドキュメンタリー番組のナレーションはゆっくり
ドキュメンタリー番組がおすすめの理由は、ナレーションの英語がゆっくりなことです。日本語でも、長編ドキュメンタリーのナレーションはテンポがゆっくりなのと同じです。
私は個人的に「ナショジオ」をおすすめします。航空機事故や災害から教訓を学び取るドキュメンタリーなどが放送されています。車や動物をテーマにした番組など、どれも見始めたらくぎづけになるものばかりです。
まとめ
スカパーはおよそ1万円の初期投資さえすれば、あとは毎月数千円の出費だけで、好きなチャンネルが24時間見放題です。しかも、海外の番組が英語でリアルに楽しめます。
どうせ家でだらだらとテレビを見るなら、スカパーで海外の番組を見るのがおすすめです。だらだら見ているだけで、耳が英語に慣れ、徐々に表現が耳に残ります。日本にいながら海外のトレンドや時事的な話題にも敏感になれます。
自宅でお金をかけずに英語を身につけたい、そんな方にスカパーはおすすめです。
スカパー!お問い合わせや新規加入申込み